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経営者必見!!税理士選びの注意点を解説【今すぐ避けるべき】税理士の特徴6選

今契約している税理士との関係は良好ですか?

今までの付き合いで、不満があってもずるずる契約していませんか?

今回のテーマは税理士選びについてです、顧問税理士は会社経営において【めちゃくちゃ重要です】この記事では顧問税理士選びで失敗しない為のノウハウをご紹介します

これから税理士を探そうと思っている方・今の税理士に不満を持たれている【個人事業主・経営者】の方、必見です!!

この記事を読んでわかる事

①顧問税理士はこんな人がいい

  • 事業を一緒に育ててくれる目線を持っている税理士
  • 経営者と相性がいい税理士

②税理士選びでミスすると【大きすぎる損失】が発生する可能性があるので、慎重に選んでください

③忘れてはいけない『税理士は責任を取ってはくれない』最終判断は自分でできるよう簿記の知識は必須です

④税理士選び、既に失敗してても大丈夫です!ビジネスである以上変えればいいだけです

僕の10年の経営経験から『経営者目線』で税理士について解説しております

また、個人的な主観も入っておりますが、決して税理士さんをディスってる訳ではないので、その点についてもご承知置き下さい

ぜひ参考にして頂ければ幸いです

そもそも税理士にお願いできる仕事とは?

  1. 税務申告書の作成
  2. 税務会計データの監査
  3. 顧問契約
  4. 税務調査の対応
  5. 経営相談

①税務申告書の作成

決算時の申告書の作成になります

個人事業やフリーランスの場合は自分でされる方もいらっしゃいますが、ある程度の売上がある場合は、税理士に頼んだ方が早いです

筆者

僕も自分でやったことありますが

訂正も含めると数日は書類作成に追われました

税理士さんにお任せする方がコスパ良好です

②税務会計データの監査

自社で作成した税務会計データが適切に入力されているかチェックをしてくれるサービスになります

追加料金は発生しますが、記帳自体を丸投げする事も可能です

③顧問契約

税務相談や、節税の知識、新しい税制などを教えてくれるサービスです

月々の顧問契約をしていないとアドバイスはもらえないのでご注意を

税理士事務所によっては、メールや電話でのやり取りのみの契約や、来訪が月に1回など細かく契約段階で決める場合もあります

筆者

聞きたい事が発生した時にスグ質問できる

チャットやメールでの相談に対応している税理士さんがオススメです

④税務調査の対応

会社に税務調査が入った時の、調査官との対応を税理士がしてくれます

税務調査の対応は別途請求としている税理士さんも中にはいるので、最初の契約時にこのサービスが入っているかは確認が必要です

税務調査時には、必ず税理士が同席する必要はありませんが、経営者のみで受け答えをすると緊張や不安がどうしてもあり『なんだか怪しい受答えになる』なんて事もよく聞きます

個人的には、必ずこのサービスはしてもらう方がいいです

筆者

うちの会社に税務調査が入った時に痛感しました

経営者は余計な事を喋らない方がいいです

基本受け答えは税理士さんにお任せするのが最善です

⑤経営相談

資金繰りや、銀行対応などの相談に乗ってくれる

人・モノ・金に関する相談や事業投資に関する相談のアドバイスをくれます

経営者にとって、なかなか人に相談しにくい内容なので、会社の財布事情や中身を理解している税理士に相談できるのはありがたいサービスです

自分に合った税理士探し【ポイント解説】

  1. 相性が合う
  2. レスポンスが早い
  3. 税務のプロとしてダメな事はしっかり教えてくれる
  4. 税制改正の最新情報を教えてくれる
  5. 自分の業種に強い

①相性が合う

まずここが1番重要になります。事業を一緒に育ててくれるパートナーとして、相性が合わないと上手くいきません

  • 話しやすい・聞きやすい
  • 返答が分かりやすい
  • 年齢が経営者に近い

人間同士の相性はとても重要になります

筆者

僕も、ここをまず重視しました!

長くお付き合いする上で、年齢も重要です!

②レスポンスが早い

レスポンス(返答)は早いにこした事はありません

連絡して、音沙汰無し・放置する税理士さんは避けた方がいいです

たとえスグに返答できなくても、いつまでには返答すると連絡をくれる方は、お付き合いをする上で信頼できます

③税務のプロとしてダメな事はしっかり教えてくれる

経営者が節税のつもりでやろうとした事、これが脱税になる可能性もあります

絶対にダメなラインをはっきり教えてくれる

経営者が変な事をしようとした時に、税務のプロ目線でストップをかけてくれる税理士はいい税理士です

筆者

同時にグレーゾーン(見解の相違)についても教えてくれる税理士さんは安心できます

④税制改正の最新情報を教えてくれる

税制改正はしょっちゅう行われていて、その情報を自分から集めるのはとても大変です

事業に合わせて取捨選択し情報提供してくれる税理士はとても助かります

筆者

国税庁の案内を見ても実際分かりにくので

要点をまとめてくれる、ここだけでも大助かりです

⑤自分の事業・業種に知識がある

経営相談をする上で、自分の事業・業種に知識がある人の方が話しがスムーズに進みます

また事業内容の理解ができていないと、どこまでを経費として見るかの線引きも出来ません

必ずしも、契約時点で知識が豊富で無くても

少なくとも、自分の事業に対して勉強してくれる税理士さんを選ぶ必要があります

筆者

僕のお願いしている税理士さんは、実際現場に足を運んで

事業内容の把握をしてくれました

この様な姿勢を見せてくれる方はとても安心できます

今すぐ変えた方がいい税理士の特徴6選

  1. 費用の設定が曖昧
  2. 脱税を進めてくる
  3. 本質とは離れた節税を進めてくる
  4. 決算の時しか対応してくれない
  5. 税務調査の際、調査官の言いなりになる
  6. 偉そう・話しにくい

①費用の設定が曖昧

『いくらの費用で、どこまで対応してくれるのか?』ここの設定が曖昧だったり、どんぶり勘定の税理士はダメですね

  • 最初の費用説明が曖昧
  • 見積書を出してくれない
  • 契約書を交わさない

『税務調査があったから追加料金』など後出しで言ってくる税理士は避けた方がいいです

筆者

ことある事に追加料金を請求してくる税理士は要注意です

②脱税を進めてくる

明らかに脱税を進めてくる税理士さんです

  • 『赤字の会社があるので、ここに架空に振り込んでキャッシュバックしましょう』
  • 『税務調査時には私がなんとかします』

なんて提案をしてくる税理士は論外ですね、すぐバレますし、なんともなりません

③本質とは離れた節税を進めてくる

節税の為だけに、必要の無いものにお金を使う提案をしてくる税理士です

  • 変な保険商品を進めてくる
  • 財務体制が悪化する(お金を使った)節税方法を進めてくる

この様な、節税を薦めてくる税理士は避けた方がいいです

将来の利益に繋がる投資はもちろん大歓迎ですが、いらないモノを買って節税しても財務体制が悪化するのみです

筆者

簡単に言うと、400万円節税する為に1,000万円をドブに捨てるこんな節税方法のイメージです

④決算の時しか対応してくれない

月々の顧問契約をしている場合に限ります

決算時にしか対応してくれない、毎月の顧問業務・経営アドバイスをくれない税理士です

  • 顧問契約しているのに、決算の申告業務しかしてくれない
  • 決算時しか経営状況を考えてくれない

適切な、節税をするには最低でも決算の半年前には経営状況を把握する必要があります

また、顧問契約をしている場合は前述した税理士の業務を怠慢しているので、この様な税理士は避けるべきです

筆者

税理士さんは、事業を一緒に成長させてくれるパートナーです

適切なアドバイス・対応をしてくれるパートナーを探しましょう

⑤税務調査の際、調査官の言いなりになる

税理士は立場上、調査官と納税者の中立にあるべきではありますが。納税者の擁護をまったくしてくれない税理士さんはダメですね

  • 税務調査官との話し合いをしてくれない
  • 言われるがまま了承する税理士

税務の世界では必ず、グレーゾーン(見解の相違)があります。税務調査時にも最終的にはここについて話し合いになり、その時に主張をしてくれない税理士は良くありません

筆者

経費になるか?ならないか?この点についても業種によって異なります

調査官の言いなりでは、税理士が立会する意味がありません

⑥偉そう・話しにくい

税理士は『事業を一緒に成長させてくれるパートナー』です

偉そう・話しにくい税理士さんは、それだけでコミュニケーションが取りずらいのでパートナーとしては成り立ちません

経営者が税理士選びをするために最低限の知識

いくらいい税理士さんと出会えたとしても、経営者自身も最低限の知識は必要です

全てを税理士任せにしていても、税理士は責任を取ってくれるわけではありません。最終判断は自分でする必要があります。

ここで必要な知識は【簿記】になります。

最低でも簿記3級程度の知識が無いと、決算書を読み解くことや、税理士と会話・最終判断をするのも難しいです

簿記の考え方は、経営をしていると必須スキルになりますので、勉強する事をオススメします

オススメ簿記学習の方法

①書籍での学習

  • メリット:書籍を購入して学ぶ方法です、安価で直ぐに取り組める
  • デメリット:簿記の考え方は独特なので、独学が難しい人も多い

②ユーチューブでの学習

  • メリット1:最近では、簿記系チャンネルも多くなっている
  • メリット2:こちらも無料で直ぐに学べる方法
  • デメリット:仕分けの問題などは、実際に解いて学習するので動画では限界がある

③通信教育での学習

  • メリット1:カリキュラムに沿って学べるので効率良く学べる
  • メリット2:質問体制が充実しているので、分からない所をスグ聞ける
  • メリット3:もしも合格できなかった場合は、もう1年無料で学べる
  • デメリット:本やユーチューブに比べると学習費用は高くなる
資格★合格クレアール

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顧問税理士どうやって探す?

ここでは、実際に税理士と出会う方法をご紹介します。

①知り合いや同業経営者の方に紹介してもらう

  • メリット:信用がある程度担保されている
  • デメリット:知り合いの紹介なので、合わなかった時に断りにくい

②セミナーなどに参加し探す

ここは参考までに、筆者はあまりオススメはしませんが、会えるには会えます

  • メリット:確実に税理士とは会える
  • デメリット1:まったく違う商品を買わされる可能性がある
  • デメリット2:そもそも顧客が少ない(何らかの理由で不人気)だから集客目的でセミナーを開いている税理士の可能性が高い

③税理士紹介のエージェントを利用する

ここが現代においては1番のオススメになります

  • メリット1:全国に登録税理士がいる、利用者実績は国内1位
  • メリット2:自分のニーズに合った税理士を紹介してくれる
  • メリット3:紹介料などの仲介手数料は完全無料
  • デメリット:地方だと登録税理士が少ない可能性がある

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まとめ

まとめ

①顧問税理士はこんな人がいい

  • 事業を一緒に育ててくれる目線を持っている税理士
  • 経営者と相性がいい税理士

②税理士選びでミスすると【大きすぎる損失】が発生する可能性があるので、慎重に選んでください

③忘れてはいけない『税理士は責任を取ってはくれない』最終判断は自分でできるよう簿記の知識は必須です

④税理士選び、既に失敗してても大丈夫です!ビジネスである以上変えればいいだけです

いかがでしたでしょうか?

ぜひ皆さんの今後の事業活動の参考にして頂ければ幸いです

以上 おわり