みなさん上司との関係性は良好ですか?
せっかく希望して入れた会社なのに、嫌いな上司がいるから転職を考えている
仕事や会社は好きだけど
あの上司とだけは一緒に仕事したくない
今回は、そんな悩みを持つ方に向けて
【辞める前にするべき5つのステップ】について解説します
仕事や会社は好きだけど、上司と合わないから転職を考えている方必見です
上司が「嫌い」この理由だけで転職するのはもったいないです!
転職する前にして欲しい5つのステップ
- ステップ①嫌いな上司のいい所を見つける
- ステップ②自分の態度を見直す
- ステップ③嫌いな上司に対して丁寧に接する
- ステップ④嫌いな上司の上司に相談
- ステップ⑤それでもダメなら異動か転職
この記事では、僕の中小企業経営主としての経験(10年)の中で
上司と合わなくて去っていった元部下を見て思ったこと感じたことを、まとめています
人間同士なので、合う・合わないは必ずありますが
【合わないから辞める】では無く、適切な対処法をとれば退職する必要はないかもしれません
この記事を読んで『職場は好きだけど、上司が合わないから辞める』
そんな選択をする方が一人でも減ればと思っております
目次
『もう限界…』嫌いな上司の特徴 おさらい

ここでは、「もう限界…」嫌いな上司の特徴を紹介します
まずは、あなた自身が嫌いな上司の、どんな所が嫌いかを整理する必要があります
ここを整理することによって、後述する対処法にもつながります
(嫌われたくない上司も参考にしてくださいね)

1位 相手によって態度を変える
このタイプの特徴
- 部下との対応の差が好き嫌いによって激しい
- 上司の前では手のひら返しをする
自分が気に入ってる部下への対応と気に入ってない部下への対応が明らかに違うパターンです。この様な上司だと、評価の面でもフラットでないと感じ不信感をいだきますね
上司の上司がいる前では、適切な言葉使いなどをするが、いなくなるとキツイ言葉使いになる様な人もこの例です
2位 仕事を押しつける/仕事をしない
このタイプの特徴
- 部下の手が空いていない時でもお構いなしに仕事を押し付けてくる
- 忙しいアピールをしているが、明らかにサボっている
ほかの業務に取り組んでいる時、手が空いていない時に仕事を押し付けてくるタイプです。仕事という面では上司からの指示は遂行する必要はありますが、自分が手一杯の時に無理矢理に押し付けられると、少しは自分でやって欲しいと思うのも仕方ありませんね
いくら上司が忙しいアピールをしていても、意外とサボってる時って分かりますよね。チラッとパソコンの画面が見えると、ネットサーフィンなんて現場を目撃すると、モチュベーションが下がるのも仕方ないです
3位 高圧的/偉そう
このタイプの特徴
- いつでも命令口調で指示を出してくる
- 威圧的な口調や態度で相談しにくい
多少は上司なのだから我慢できますが、いつでも「〇〇しろ」「〇〇やっとけ」と命令口調では、労いの気持ちも感じられないので従う気もだんだんなくなりますね
「なんで出来ないんだよ!」「この位やっとけよ」「聞かなくても分かるだろ」この様な威圧的な言葉をかけられたり、話しかけると溜め息をつく様な[威圧的な人]とは本能的に関わりたくありません
4位 気分屋
このタイプの特徴
- 自分の機嫌が悪いと明らかに態度に出し、周りの空気も悪くなる
- 機嫌がいい時と悪い時では部下に対する対応に差が出る
自分の機嫌が悪いと、威圧的な言葉使いになったり、物の扱いが雑になる様な人です。周り全体の空気も悪くなり、その上司の気分次第で楽しくない職場に変わるのは嫌ですね
機嫌が悪い時と良い時で、相談や質問をしても対応に差が出るのは嫌ですね。常に顔色を伺う必要があったり、ご機嫌とりをしないといけないと、心身ともに疲れます
5位 自分がすべて正しいと思っている
このタイプの特徴
- 自分と意見が違うと不機嫌になったり全否定する
- 過去の自分のやり方に固執し、部下のやり方を取り入れない
自分と部下の意見が違うと、自分の考えと違うため、不機嫌になる。たとえ部下の意見が正しくても全否定されると、部下は意見する気もなくなりますね
新しい方法などを嫌い、過去の自分がした方法がパーフェクトだと思い込んでいる人です。部下からすると非効率なやり方を押し付けられるとヤル気が無くなります
『嫌いな上司が原因で辞める』その前にするべき5つのステップ

ここでは『上司が嫌い、もう無理…』『職場は好きだけど、上司が合わないから辞める』と思ってる方に、辞める前にして欲しい5つのステップをご紹介します
ステップ①1つ位はあるはず?嫌いな上司のいい所を探してみる
嫌いなんだからいい所なんて見えないよ!
こんな声が聞こえてきそうですね、いきなりハードル高くてすみません
- 相手も人間、必ずいい所はある
- 悪い所だけが目につくので嫌いが加速する、いい所を見る
嫌いでどうしようもない状態だと、いい所が見つけられなくても無理はありません
この状態では悪い所だけが目につくので嫌いが加速します
先ずは、いい所を意識して探してみましょう
相手も人間です、必ずいい所もあります
いい所が見えると相手の見え方も変わる可能性があります
ステップ②「嫌い」が出てない?自分の態度を見直そう
嫌いな上司をなんとかしたいのに
なんで自分の態度なの?
そう思いますよね、しかし自分の態度はすごく関係あります
- 上司に対しての『嫌い』が自分の態度に出ている可能性がある
- 自分を嫌ってる人間を上司も好きにはなれない
上司に対して『嫌い』が態度に出ている人は結構います
自分にその気がなくてもです
上司からすると、自分を嫌ってる相手を好きにはなれませんよね?
できれば、同僚などに自分が嫌っているのが態度に出てないか聞いてみる
態度に出ているなら改善すれば、上司との関係も以前よりはマシになります
ステップ③私はロボだ!嫌いな上司にこの上なく丁寧に接してみよう
さっきの態度を見直すと一緒じゃなの?
内容は似ていますが、先ほどまでは、相手のいい所や自分の態度の見直しですが
この方法は、半ばそれらを諦めた人におすすめする方法です
- 丁寧に接することで自分の感情が面に出にくい
- 丁寧に接することで相手が好感を持ってくれれば儲け物
接し方を【この上なく丁寧にする】ここだけに意識を向けてください
普段:「はい、わかりました」
この上なく丁寧:「ご丁寧に教えて頂き、ありがとうございます、業務に取り入れてみます」
この様に、やりすぎ位でちょうどいいです
この方法は実際に僕もした事があるのですが、コツとしては自分が会話のできるロボットだと言い聞かせてました
そうする事で、相手から何を言われようと感情が面に出にくくなります
その結果、あなたの「嫌い」を隠せます
好きか嫌いかではないのです、「嫌い」を隠すためにする方法です
また、その効果で上司が自分に好感を持ってくれれば、一石二鳥です
ステップ④嫌いな上司の上司に相談する
相談したことがバレたら
以前より関係が悪くなりそうで不安だよ
そんな声が聞こえてきそうですが、あなたは会社にとって必要な人材です
ただし、相談の仕方には注意点があります
- 上司の上司から注意してもらい、直接的に改善される
- 会社としても退職は避けたいので、前向きに取り組んでくれる
上司の上司(課長→部長→常務→専務→社長)に直接交渉する手段です
嫌いな上司も、上司からの指示・アドバイスはないがしろには出来ないので
直接的に改善される可能性が高いです
また、会社としても一番避けたいのは「退職される」ことなので
前向きに取り組んでもらえます
- 愚痴として捉えられないように、淡々と「どこが苦手・どの様に対応して欲しい」など意見を主張する
- 意見を最小限にまとめる
- 感情的にならずにお願いしてみる
- 辞める前提の話の進め方をしない、前向きに働きたい姿勢を見せる
僕も経営者をやっていて、あまり部下を悪く言われるのは、気持ちのいいものではありません。言葉は選んだ上で、簡潔に伝えられた方が「何を改善しないといけないか」が分かりやすく、上司の上司も行動に移しやすいです。
ステップ⑤それだもダメなら異動や転職
結局、転職かよ〜
すみません、それでもダメなら異動か転職した方が懸命です
異動で済むなら、それにこした事はないのですが、異動の可否の決定権は会社にあります
必ずしも希望が通るわけでは無いので、無理なら転職しかありません
しかし、ここまで行動しても改善されない「嫌いな上司」とは、おさらばするのも一つの方法です、
重要なのは、ここまで行動したかどうかです
まとめ
上司が「嫌い」この理由だけで転職するのはもったいないです!
転職する前にして欲しい5つのステップ
- ステップ①嫌いな上司のいい所を見つける
- ステップ②自分の態度を見直す
- ステップ③嫌いな上司に対して丁寧に接する
- ステップ④嫌いな上司の上司に相談
- ステップ⑤それでもダメなら異動か転職
いかがでしたでしょうか?
いきなり退職ではなく、必要な行動をとることで、うまく行くこともあります
それでもダメなら退職しようと、自分で諦めもつきます
必要なのは自分の環境を変えるために、自分で行動することです
とは言っても、無理は禁物なので自分の身体と心に異変が起きない範囲で行動してもらえればと思います
最終判断は自分で考え行動することで、より良い選択ができることを願っております
以上 おわり