家の近くでしている夜間工事がうるさくて眠れない!
住民は我慢するしかないの?
夜間の道路工事うるさいですよね
今回は、夜間の道路工事がうるさくて困っている方
どこに苦情を言えばいいのか?我慢するしか無いのか?
そんなお悩みを持っている方へ
苦情を入れるポイント
実際に夜間工事が中止になった実例を元にした記事になります
参考になると思いますので最後まで読んで頂ければ幸いです
結論 どうしても我慢できない辛い時の対処法
- 1人ではなく町内などでまとまって苦情を発注者に伝える
- 家の中で騒音を測る、実際の数値をもとに苦情を発注者に伝える
- 耳栓して寝る
筆者紹介
- サラリーマン時代含めて15年以上の建設業界経験
- 国道や高速など主要インフラ道路の施工経験
- 土木施工管理技士(国家資格)
目次
道路工事 苦情は誰に言えばいいの?

苦情を入れる相手は主に3つです
- 工事施工業者
- 発注者(国・県・市)など
- 最寄りの警察
ここではそれぞれの注意事項と効果について説明します
工事施工業者
その場で施工している業者に直接または
電話にて苦情を伝える方法です
直ぐに伝えれる点では、1番速攻性があります
しかし業者もできる限りの騒音対策を行って作業しているため
苦情を伝えてすぐに改善とはなりにくいケースが多いです
発注者(国・県・市)など
夜間の場合は繋がる連絡先がない場合もあるため
直ぐに改善とはなりにくい場合もありますが
発注者の立場から業者に指示してくれるので
多少の効果はあります
最寄りの警察
直ぐに対応してくれて、現地にも駆けつけてくれますが
ぶっちゃけると、ほぼ効果ありません
理由としては
- 警察の方に工事の知識がないため
- 警察も夜間工事をする許可は事前に出している
実際に現地に来ても『苦情があったから、なるべく気をつけて〜』程度です
連絡先が分からない時の対処法
工事現場には
- 工事の施工業者名 連絡先
- 工事の発注者名(国・県・市) 連絡先
- 工事期間・工事時間
これらが明記された看板が必ずあります

↑こんなやつです、だいたい一番大きい看板
その看板を見て(写真を撮って)関係各所に連絡すれば
間違えることはないです
注意としては、トラックなどに書いている社名は下請業者かもしれないので、その情報だけで検索して連絡する手段はおすすめしません
改善される苦情・改善が難しい苦情
改善される苦情

- 施工業者の喋り声や笑声がうるさい場合
- クラクションや笛の音がうるさい場合
この2点については改善される可能性が高い苦情になります
理由としては、気をつければすむ、音を出さなくても作業できるからです
ただし、危険な時などは大きな声やクラクションを鳴らすので
その点だけは多めに見てください
改善が難しい苦情
- 建設機械の音(作業音)
- トラックのバックブザーの音
この2点については正直作業をする上で必ず発生する音になるため
工事を止める以外の方法はありません
なぜ夜に工事をするのか?その理由
夜間工事をする大きな理由は交通量です
そもそも道路はなくてはならないインフラなので
定期的なメンテナンスは避けては通れません
交通量が多いと
- 昼間に工事をすると大渋滞になる
- 壊れるペース早くなり、メンテナンス工事が頻繁に行われる
施工業者は発注者や警察の指示により夜間工事を行っています
業者としても出来れば昼にしたいのですが、
どうしても我慢できない辛い騒音の対処法

1人ではなく町内などでまとまって苦情を発注者に伝える
1人で発注者に伝えても
「ご迷惑おかけしてすみません」で終わる場合があります
町内や何人かでまとまって苦情を発注者に伝えた場合は、
動いてもらえる可能性が高いです
実例として
夜間工事が昼の工事になった経験はあります
ただ注意点としては
- 昼間にすることで交通渋滞は避けては通れない
- 昼間寝ている人には迷惑がかかる
などがありますので、その点だけはご注意ください
実際に家の中で騒音を測る
工事での騒音のほとんどが建設機械によるものです
それらの音が気になる場合は
『特定建設作業』と呼ばれる騒音値が具体的に決まっております
この騒音値が85dBを家で測定して越えていた場合は
実際の数値をもとに発注者へ苦情を入れましょう
ただ、うるさいです!と言うよりも数字があれば説得力も増します
ちなみに85dBの音の大きさとしては
電車が通るときのガード下・駅の構内くらいのうるささです
わざわざ騒音計を買わなくても、携帯のアプリ等でも騒音の測定はできます
正確な数値でなくてもいいので、それらでも十分です
耳栓をして寝る
アナログな方法ですが、めっちゃ効果あります
地域に声をかけたり、騒音を測るのがめんどくさい方は
この方法が1番お手軽です
騙されたと思って一回試してみてください
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まとめ
どうしても我慢できない辛い時の対処法
- 1人ではなく町内などでまとまって苦情を発注者に伝える
- 家の中で騒音を測る、実際の数値をもとに苦情を発注者に伝える
- 耳栓して寝る
道路工事自体はインフラのメンテナンスのため
避けては通れませんが、それによりご迷惑をおかけするのも事実です
どうしても、我慢できない辛い場合は
今回ご紹介した方法を試してみてください
以上 おわり