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給料アップ!?交渉のポイント3選・交渉で言ってはいけないNGワード【経営者目線で解説】

あなたは現在の給料に満足していますか?

もっと給料が欲しいなら交渉するしかないです

給料交渉は、自分のキャリアを形成する上で避けては通れません

しかし、中小企業の多くが交渉の場なんて提供していない

つまり自分自身で交渉するしかないんです

この記事では、僕が10年近く経営をして来た経験の中で

実際に受けた、交渉をもとに

『この交渉はいいな😊』

『この交渉は少し話が通りにくいな😅』

など感じた内容、給料を上げる交渉のポイント

絶対に言ってはいけないNGワードをご紹介します

自分のスキルに対して、給料が低いと感じている方

交渉に勇気が出ない方は参考にしてみてください

結論 給料を上げる交渉のポイント

  • 具体的に希望金額を伝える
  • どうすれば給料が上がるか、相手の求める価値を聞く
  • 自分が成果を上げた直後などタイミングをはかる

給料を上げる交渉 いい交渉・わるい交渉

[いい交渉][わるい交渉]のポイント

わるい交渉

社長!僕こんなに頑張っているから給料上げてください!

なぜ、わるい言い方か?

  • 評価は自分ではなく評価者がするものだから

惜しい交渉

社長、今年僕は〇〇出来るようになるので給料を上げて下さい

なぜ、惜しい言い方か?

  • 実際にできるようになってから交渉すべき
  • 〇〇出来るようになる≠相手の求める価値とは限らない

いい交渉

社長、僕は◯万円の昇給をして頂きたいのですが、具体的にどうすれば昇給してもらえますか?

  • ◯万円の昇給など具体的に希望金額を伝えている
  • 相手の求める価値を聞いている
  • 同時に価値を聞き出し、約束させている

喋り方のポイント

あの、、、給料を上げてもらいたいんですが、、、モゾモゾ‥‥😞

こんな言い方では交渉にならないし、そもそも伝わらないですよね

  1. 事前に喋る内容を決めておく
  2. ある程度の受け答えを考えておく
  3. はっきりとした言葉で伝える

などを意識し、

内容を決めておくことで、話の要点がまとまり伝わりやすくなり

受け答えを考えておくことで、自分の主張に一貫性を持たせ

はっきりとした言葉で伝えることで、自分の言葉に自信を持たせる

特に気をつけなければならないのは

緊張のあまり、小さな声でモジモジ話しても

自分の熱意は伝わらず交渉にはなりません

自分の思っている1.5倍の声量位でちょうどいいです

昇給交渉 Bestなタイミング3選

あなたの給料を評価する相手も人間です

あなたが逆の立場で考えてみてください

取引先のクレーム対応をした後に、交渉する気になりますか?

何にも成果を出せていない人からの交渉に対応する気になりますか?

相手の立場になって考え、交渉してくれるタイミングを選ぶ

ここをミスしてしまっては、交渉すらしてもらえません

上記を考慮して、僕がオススメするタイミングが下記になります

Bestなタイミング3選

  • 利益が出た年の決算直前
  • 1on1ミーティングなどで自分を褒めてくれたタイミング
  • 自分が成果を出した直後

重要なのは、相手が心理的・金銭的に余裕があるタイミング

自分の実績・価値・成果を評価してくれているタイミングです

利益が出た決算の直前などは、

経営者からすると一年の中で一番

心理的・金銭的に余裕があります

逆に決算直後は、今期の引き締めモードに入るので

経営者の心理状態を考えると、決算直前をオススメします

また、人事評価や給料査定もこの時期にする会社が多いので

自然と評価してくれているBestなタイミングになってきます

給料アップ交渉 絶対に言ってはいけないNGワード

絶対に言ってはいけないNGワード『退職』

給料が上がらないなら辞める!

労働者の権利を主張しているだけなのに

なんでNGワードなの?

これは、『退職』というワードや、それを連想させるワードは

経営者からするとただの脅しに思えるからです

脅しになった段階で交渉ではありません

今の給料では生活できないので、給料が上がらない場合は辞めます

ありがちな交渉ですが、このように言われると経営者は

  • 退職か昇給の2択しかないのか?
  • この給料で納得して入社したはずなのに?
  • 軽々しく『辞める』の言葉を出す人は今後信用しにくい

など思ってしまいますので、このワードは絶対オススメしません

仮に本当に昇給しないと辞める覚悟があった場合でも

言わない方がいいです、理由としては

  • そもそも昇給しなければ辞めればいいだけ、わざわざ砂をかける必要はないから
  • 退職というワードを出しただけで交渉すらしてもらえない可能性がある
  • 退職をチラつかせて昇給したとしても、自分の信用は下がるから

また、もし昇給したとしても、一人のワガママを聞き入れた場合

他の社員との収集がつかなくなったりとかで

長期的な目線で見ると、あまり良くない(長くない)会社だと僕は思います

まとめ

給料を上げるいい交渉

  • 万円の昇給など具体的に希望金額を伝えている
  • 相手の求める価値を聞いている
  • 同時に価値を聞き出し、約束させている
  • 事前に喋る内容を決めておく
  • ある程度の受け答えを考えておく
  • はっきりとした言葉で伝える

昇給交渉 Bestなタイミング

  • 利益が出た年の決算直前
  • 1on1ミーティングなどで自分を褒めてくれたタイミング
  • 自分が成果を出した直後

絶対に言ってはいけないNGワード

  • 『退職』『辞める』またはそれらを連想させるワード

中小企業ではまだまだ『給料交渉』自体がしにくい現状ではありますが

交渉自体は悪い行為では決してありません

企業としても社員に成長してもらえる機会になったり

社員の声が聞ける等のメリットがあります

これからは、優秀な社員に選んで貰える会社作りがカギになります

交渉をする気が無い会社は、遅かれ早かれ市場からは消えていくと

ぼくは考えています

交渉に乗ってくれればラッキー、ダメなら転職を考えるなど

プランBを持って恐れず交渉すればいいとおもいます

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働き方改革などによって、国や会社がなんとかしてくれるのを

待っていても自分の人生は変わりません

自分の人生の主導権を手に入れるためにも

まずは給料交渉から行動していける人が増えればと思います

以上 おわり