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【税務調査】一人親方収入をごまかしたらどうなる?なんでバレる?やばいペナルティすごくザックリ教えるよ

先日、一人親方をしている知り合いから連絡がありました

一人親方

確定申告で売上少なくすれば税金って安くなるよね?

そもそも確定申告しなければ税金払わなくていいんじゃないの?

これってバレるかな?

ぼくの答えは

『ほぼバレる、ちゃんと申告しなはれ』です

今回は、ぼくの知り合いのように一人親方をしてて

間違った節税方法(むしろ脱税)をしてしまうとどうなるか?

『なぜバレる?』『やばいペナルティ』をまとめました

まぁ大丈夫だろうと税務署を甘く見ている方必見です

なぜバレる?

  • そもそも一人親方は税務調査が入りやすい
  • 税務署はメッチャ調査している
  • チクられる可能性 大

やばいペナルティ

  • 加算税がある
  • 超悪質な場合 刑事罰の対象

結論

税金を払わないためにとるリスクとしては大き過ぎませんか?

適正処理しましょう

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前提として、本記事では『なぜバレる?』と『やばいペナルティ』について

極力わかりやすいように超ザックリ書いています

こんな脱税行為はダメだよと覚えてもらえる、知識のフックになればと思っております

詳細が気になる場合や、もうやってしまった場合は

ご自身で必ず税理士に聞いてみてください

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↓↓税務署と脱税者の具体的なエピソードもあります面白いのでぜひ

一人親方 バレるのに多くがしている脱税方法

ここでは、税務署を甘くみている一人親方の多くがしている脱税方法をご紹介します

反面教師として参考にしてください

悪魔の影のイラスト

実際の売上より少なく申告する

めっちゃあるあるですね

実際にある売上、たとえば500万を確定申告時に250万とウソの申告をするなどです

少なくすることで税金を少なくしようとするやり方

バレないと思ってやっていても、取引先の帳簿にはしっかりと残っているので

調査が入った瞬間バレる

なんでもかんでも経費にする・架空の経費を水増しする

数年前、芸人の方がやっちまったのもこれですね

なんでも経費にして所得を減らし税金を減らそうとするやり方

経費にできるのは、事業の営業に関係する費用のみです

事業の内容により線引きは難しいですが

明らかにプライベートな物を買った費用などを経費にしていると

調査が入り経費として認められません

この状態では単純に記載ミスとして処理されますが

明らかに架空の経費を水増ししている場合は完全な脱税となります

消費税を逃れるために売上を減らして申告

1,000万以上の課税売上を超えてしまったら、消費税を収める義務があるので

その金額以下に抑えて申告するパターン

毎年1,000万をちょっと切っている申告をしていると当然怪しまれる

実際より少なく申告しても取引先には帳簿が残っているので

これも速攻バレる

税務署にバレないはウソ!なんでバレるか超ザックリ解説

■

一人親方は税務調査が入りやすい

そもそも一人親方は申告漏れや虚偽申請が多いので

税務署に目をつけられている←ここ重要です

つまり何も悪いことしてなくても、一人親方というだけで

税務調査が来る可能性が高いです

税務署はメッチャ調査している

税務調査の通知があった段階で税務署はメッチャ調査してます

具体的にどんな調査かというと

取引先や銀行などは、ほぼ調査されています

前述した実際の売上より少なく申請していた場合なども、取引先の帳簿に

履歴が残っているため、そこを調査されれば一発でバレます

もう嘘ついてもバレバレ状態

チクられる可能性 大

第三者からの密告、いわゆるチクりでバレるパターンです

正直者は嘘ついている人を当然良くは思わないです

Yahoo!知恵袋 引用

ベストアンサー正論ですね

国税庁も課税・徴収漏れ提供フォームを作っているよ

使い方によっては『匿名チクり掲示板』にもなりますね

やばいペナルティ

手錠のイラスト

売上虚偽のペナルティ

売上の虚偽がバレると、本来支払わなければいけなかった税金を

払えば済むわけではなくペナルティが発生するから注意が必要

ペナルティ① 過小申告加算税

間違えて過小申告を行った場合に発生するペナルティ

本来払わなければいけなかった税金の最大15%がペナルティとしてプラスされる

ただし税務調査が通知される前に修正すればペナルティはない

ペナルティ②無申告加算税

確定申告をそもそもしていなかった場合に発生するペナルティ

本来、申告して払わなければいけなかった税金の

15〜20%がペナルティとしてプラスされる

ただし税務調査を受ける前に自主的に申請すれば減額される

ペナルティ③重加算税

一番やばいやつです

収入の隠蔽または仮装の行為が発覚した場合に発生するペナルティ

簡単に言うと、明らかにわかっててウソの申請をした場合ってこと

本来、申告して払わなければいけなかった税金の

35〜40%とめちゃくちゃ重たいペナルティがプラスされる

過小申告加算税と重加算税の違い

過小申告加算税と重加算税 どちらに該当するかの判断は最終的には税務署が判断する内容。ここでの判断基準は意図的であるか意図的でないかです

分かりやすく言うと、

過小申告加算税は計算ミスや認識違いみたいなケース

重加算税は税金払いたくないから、売上を少なく申告したり、経費を水増しするケース

その他に課されるペナルティ 最悪の場合は刑事罰

延滞税

納税延滞した日数によってプラスされるペナルティ

消費税

前述した課税売上が1,000万以上にならないようにウソついてた場合

過去に遡って消費税を支払う必要がある

これにも加算税がかけられるのでメッチャ大きい

刑事罰の対象となる

悪質な脱税と判断された場合、刑事罰の可能性となります

10年以下の懲役、または1,000万以下の罰金刑、もしくはその両方

まとめ

結論(なぜバレる)

  • そもそも一人親方は税務調査が入りやすい
  • 税務署はメッチャ調査している
  • チクられる可能性 大

結論(やばいペナルティ)

  • 加算税がある
  • 超悪質な場合 刑事罰の対象

いかがでしたでしょうか?

税金を払わないためにとるリスクとしては大き過ぎませんか?

自分はバレないだろうとは決して考えず、適正な処理をしましょう

税金に関しては必ず白黒はっきりしない所もありますが

今回ご紹介した内容は間違いなく黒です

節税と脱税は違います

自分に合った税理士の力を借り節税をすることをおすすめします

以上 おわり